しごとについて

一年半前に会社を辞めた人から連絡があり、近況を聞いた。この間の土曜日から働くってなんだろうなあと、また考えることが多かったので、最近思っていること、私の会社の現状なんかを話した。あちこちで耳にする不景気って三文字がすぐそこでボコボコ音を立てているのが分かる。例えば今自分の属している部署が無くなるなんてこと想像だにしなかったけれど、それが現実のものとして選択を迫られている友達がいる。もしくは、大学で理系の難関ゼミを出て、超大手のメーカーに就職して、職場で今の奥さんと知り合って順風満帆な人生を歩んでいるかと思いきや、会社は最悪倒産、運が良くてもどこかの大手メーカーに吸収合併とかでがっくり項垂れてしまっている先輩がいる。
内定取り消しの人数も相当数になっているみたいだし、結局のところこれが自分の身に起きたら私は何を思うんだろう…。一か月の始まりの日記がこんな内容で、相当暗いですが、目を逸らすわけにもいかないし。実際友達なんて悩み過ぎて睡眠に逃避&頭痛持ちになってしまってるしね。夢を持って社会に出ても、何が安定なんだか、何がやりがいなんだか見えなくなってきているなあと思う。
連絡をくれた人やその周辺の人たちは元気そうで、いつも何か迷ったり悩んだりしたら連絡するといいよーと言ってくれるからそれだけで本当に助かる。転職を考え始めたらうちに連絡しなさいと言ってくれる東京の父(と勝手に思っているだけなんだけど)もいる。ほんと、人と人のつながりって大事。