テオ・ヤンセン展

25日、日比谷パティオ。日比谷なんて野音に細野さん祭りに行って以来なので2年ぶり。地下鉄の出口上がってすぐのところが会場でした。

会期はまだまだあるし、行こうと思っている人がいるかも知れないのでたたみます(写真あり)。
ヤンセンさんがどういう人なのか一切の情報を持たぬまま友人と行ったのですが、これがまあ、すごいの一言で。

ただの工作と侮るなかれ、彼にとってこれらは生き物。ガイドさんも説明するときは「この子」と言う。生物の進化の歴史ってご存知のように「白亜紀」とか「ジュラ紀」とか区分されてるけど、このクリーチャー達にも同じように「●●紀」っていうのがあって…ね、混乱するでしょ?私はとても混乱した。口あんぐりだった。

ちょうどスタッフによるデモンストレーションがあったので眺めていたけど、羽を広げたり歩いたりする度にお客さんたちからは驚愕の声。子どもたちおおはしゃぎ。
ヤンセンさんは物理学などを学んで画家になったのだそうだけど、とにかくぶっ飛んでいて、一体脳みその中はどうなってるんだろうか、そんなことばかり考えながら1時間くらいは滞在していました。妙な感想だけど、この人は発明家なのだなーと思った。最初はやばいところに来てしまった…と思っていたけどレオナルドダヴィンチとか、なんかああいった人に近いのかもと思ったり(時代も科学の発展具合も全く違うんだけど)。自分たちの考えもつかないようなものが目の前に現れた時、本当に言葉を失うってこういうことなんだな…と思いました。不思議な光景だったなー。いや面白かったけど。ちなみに一緒に行った友人はDVDを買っていたので、今度は飲みながら鑑賞したいと思います。