漱石せんせ

地元の友達から誕生日プレゼントとしてもらった『ユメ十夜』の前売りを握り締めて、雨上がりの池袋へ。シネリーブルで観てきました。
初っ端の「第一夜」で不覚にも泣いた。だって惜しくも亡くなってしまった実相寺監督と、これまた私の大好きだった作家(脚本家)久世光彦さんが作り上げた幻想的な世界だったんやもん…。じわーっときた。あとは「第六夜」の松尾スズキも良かったなー。作り方がやっぱり舞台を見ているような感じで。枡野さんてどこにいたんやろう。「第八夜」の山下敦弘監督、「第九夜」の西川美和監督も良かったな。
石田節子×杉山優子の着物スタイリングが見れたのも満足度高くなった原因かも。でもでも、オムニバス作品を観る時にいつも難しいのが頭の切り替え。飽きずに観られたのは確かだけど切り替えのスイッチが遅かったから、ちょっと疲れた…。