家族

金曜日はどうしてもトゲトゲしてしまうので、お給料も入ったことだし普段買わない写真集を二冊買った。

ダカフェ日記

こういう家族っていいなと素直に思える写真です。日々、面白みが転がっているというかそれを拾うのが本当にうまい、と思う。親が子どもを、夫が妻を（もしくはその逆も）撮った写真ってどうしたってその距離の近さゆえに照れてしまうけど、この人は距離感がうまい。そして面白い。巻末の奥さんの文章も良い。土曜の朝からほのぼのしてしまった。

僕のアルバム

植田正治さんの没後に発見された奥さんをメインに撮った写真をまとめたものです。後半は私の好きな砂丘の写真も掲載されています。緊張感のある距離、でも優しい距離感。うまく言えないけど清潔感があるんだよなあ。夫婦ふたりとも亡くなってしまった後、こうやって眠っていた写真が本として残るのは、ご本人たちにとって幸せなことだろうなと思いました。

あと2年で半世紀も一緒にいたことになったのに　妻が先にいってしまった

この言葉の隣のページには、砂丘で写した家族全員が等間隔に並んだ写真。泣ける。