A-HUM MUSIC FESTIVAL 2008 @両国国技館

平日となんら変わらない時間帯に起きて、家事を一通りこなしてから出かけてきました。一緒に行く友達が寝起きのとても悪い子で、夏結びも電話で起こした後、二度寝し遅刻したという痛い経験があるので、今回は「はい起きたー?じゃあ切るから30分後にメールして。」と言うことでプレッシャーをかけてうっかり寝られない状態に追い込むことに成功。やったー(スパルタ)。私は腰痛で友達は寝不足、ということでのんびりがモットーでした。果たしてのんびりできたのか。
以下、観たものと簡単な感想です。
■EGO-WRAPPIN':5、6年ぶりに観た。結局みんなが盛り上がるのは過去の曲なんだなーというのが分かった。私も好きな「a love song」が聴けた時点で満足してしまった。というよりも、国技館の構造がライヴには適していないようで、高音部分が耳に痛かった。ステージに向かって左側にいたために左耳が聞こえにくい状態になってしまって辛かったです…。よっちゃんは相変わらず雌豹の如く動き回り、森さんはかっこ良かった。でもやっぱり大好きだったのは大阪や京都で観ていた頃の彼らの音楽だったのだなあなんてボンヤリと思ってしまったのでした。
LITTLE TEMPO:色んなところで聴いてたのにライヴ観るのは初めてでした。スティールパンすごいなー、と言いながら西の升席からステージ上の動きを観てました。どこにどの音があるんだろうなんて考えながら観ていたような気がします。友達も「今年観たライヴの中で5本の指に入る満足度」って言ってた。次観るならやっぱり外だなー。
OKI DUB AINU BAND:クロークから荷物を引きあげて升席でコート羽織って半分聴きながら半分寝てました。高校時代に修学旅行で北海道に行って、ポロトコタンっていうアイヌの人たちの資料館に行ったことを思い出しながら気がついたら寝ていました。(*因みにここ→ポロトコタン
■SOIL&"PIMP" SESSIONS:今回一番観たかった!こちらもホーンの高音が耳に痛く、ちょっと試しにと思って前の方に行くと前の方が音が良いなんて発見がありました…なんか音の廻り方が読めない…。音響はおいといて、とても良かったので満足でした。前の方にいっちゃったのでまた左耳がおかしなことに、トイレで鏡見たら髪の毛も凄いことに。はしゃぎすぎた。
dj KENTAROトップランナーに昔出ていて「すごい人もいるもんだ」って思った記憶があるぞと思いながら枡席に戻って観ました(位置的に手元がよく見える)。一緒に戻ったはずの友達の姿が見えないと思ったら、枡席の後ろの通路で踊ってた。タンテが楽器のようで、流れる楽曲も本当に幅広くて凄かった。

cold cut&HexstaticのTimber(動画)が流れてテンションが上がった。
THA BLUE HERB:学生時代に知り合った友人たちで彼らの音楽が好きだと言うのは決まって男の子で、私は取り立てて興味も沸かないし今まで大して聞かずに来たけれど、なんで人気なのか分かった気がします。説教臭くならず凄く良いこと言ってる、しかも結構直球。説法を説いてまわるお坊さんのような感じがした。
CDでは何度も聴いてたけど、観るのは初めてな人たちばかり観ることができたので良かった。音が悪かったのが本当にもったいない。せっかく両国まで来たんだしということでちょっと周囲を散策しながら友達に、地方の音楽シーンについて教えてもらったりした。とりあえず北海道と仙台はアツイらしい。

大鵬という関取の手形とパチリ。関節1つ分ずつくらい大きかった。一回くらい国技館で大相撲観てみたいなぁと呟いたら、「え、本気で?」と友達に言われた。あれ、私なんか変なこと言いましたか。