2008年振り返り〜本編〜

本は数えた限り32冊読んだみたいです。全く本を読んでない月もありましたねー。読み終えて印象に残ったものから3冊選んでみました(なお出版年は今年じゃないのばかりです)。
3位:穂村弘東直子 / 回転ドアは、順番に

回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

回転ドアは、順番に (ちくま文庫)

穂村さんておもしろいエッセイばかり書く人(失礼)じゃないのね、と知るきっかけになった本。
2位:島本理生 / 生まれる森
生まれる森

生まれる森

作家という職業の人はいつだって自分よりも年上みたいなイメージがずっとあったけど、もうそんなこともないんだなあと思わされました。調べてみたら金原ひとみ綿矢りさも島本さんと同じ1983年、1984年生まれということだけど男性の作家さんで同世代の人っているのかな。私が知らないだけなのかな、ちょっと気になる。
1位:梨木香歩 / 家守綺譚
家守綺譚

家守綺譚

女性作家の書く作品はふわーっとした印象が残ることが多いけどこの人の作品は、ちょっと硬さもある読後感でそれが良かった。今年いろんな人が絶賛していた映画「ぐるりのこと」も彼女の作品なので、今度読んでみようかなと思っています(映画も観ていないので観てみたい)。