食堂かたつむり

食堂かたつむり

食堂かたつむり

とあることから声が出なくなってしまった女性が主人公のお話。丁寧で柔らかな雰囲気で、ご飯を作ることや食べることの大切さが分かるような話でした。ストーリーはかなりファンタジックなものなんだけど、途中から心拍数の上がるようなエピソードも織り込まれていて、不覚にも電車の中で泣きそうになった。あ、嘘ついた、涙ぐみました、おばあちゃんについての話のところで(ほんと弱いんだよなー)。絵本のような小説だなあと思ったら作詞とかをやってらっしゃる方らしい。ホームページもなんだかふんわりしていて料理のレシピはなかなか参考になりそう。正月休みに母親の本棚から拝借。2月2日読了。[2月:1冊目]