おけいはん日記(最終日)

宿泊先のテレビはスカパーが入っていたのかな、チェックアウトの時間までフジロックの特番を観てすごしました。ワーとかおおーとか言いながら。
関西滞在最終日は、京都へ。京都と言っても広いし時間も限られているので、久しぶりに学生時代私が住んでいた街へ。
お昼ごはんを食べたら、今いる地点から一番近くにある世界遺産、宇治の平等院へ。

こちらは案の定、観光客がたくさんでした。鳳翔館というところに収蔵されている木造雲中供養菩薩像26躯はそれぞれに楽器を持っていて、表情豊かでちょっとファンになりそうでした。26人の菩薩さんたちが音楽を奏でながら極楽へ送り出してくれるんですってよ…(しばらく想像)。

かのキセルを育んだ(かどうかは分からないけど)、宇治川を眺めてしばらくぼんやり。3日間、からっと晴れることがなかったのが残念だったけど雨が降らなかっただけ良かったかなぁ。

しめは伏見稲荷大社へ。近いし緑が多いのですごく好きでよく行っていたのです。全部の鳥居をくぐってやろうと意気込んで何度かチャレンジしたものの、敷地は私の想像を遙かにこえて広大で半分くらいになると心細くなってしまい折り返して、結局制覇できなかったことなどを思い出しました。曇りの日の濃い緑と鳥居の朱色のコントラストはとにかく凄い。何か違う世界への入り口みたいなね…。初めて行った時は、とにかく圧倒されて息を飲んだことを覚えています。奥の方まで行くと蝋燭が灯っていたりして、浮世離れしてるんだよなぁ…。
京都を観光するなら、ある程度エリアを絞り込んで行くのが一番良いと思います。住んでた私ですら行ったことのないところが、まだまだあるくらい。次は8月あたりに行けたらいいなあと思いながら帰路につきました。
*おまけ

宇治だけど朝霧。