ノルウェイの森 上・下

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

初めて読んだ時(高校時代)、とにかくこわかった記憶ばかりが残っており、それ以来読み返すことはなく約10年。映画化されるという話を聞いて、一体あの時どのへんのどんな表現で「こわい」というような印象を持ったのか気になって再び読むことにしました。
カサカサした感じ(表現が淡々としていてドライ)、リアルな性描写、ストーンと周りの照明が消えるような終わり方、この辺が「こわい」と思ったところなのかなあ。真相は当時の自分にしか分からないけれども。やっぱりあの終わり方は未だにうまく言えないけどショッキングです。ドーンって暗いところへ放り出される。[7月:1冊目]