家族とかご飯とかについて考える

8月に観た映画は2本。
サマーウォーズ
凄く面白かった。あんなに涙が出ると思わなかったです。本家、女系家族、身内が集まったら10人以上、祖母の権力がやたら強いあたりが実家と同じだなぁ、そうそう女の人たちがやたらうるさいの…!みたいな。夏休み前に亡くなった身内というのは、いとこのおばあちゃんにあたるのだけど、いとこが「入院中のおばあちゃんのところへ彼氏と一緒にお見舞いに行って、紹介したらすごく喜んでくれたんだよ。」って話していたこととかも思い出したりして。劇中に出てくる「こいこい」はそういえば小学生の頃、おじいちゃんに教えてもらってよくやってたなあとかね。泣くよねー。私が家族について描かれた作品、特に祖父母ものに弱くなったのってやっぱり実家を出てからな気がします。これを観る度に実家に帰りたくなったり誰かに会いたくなったりするんだろうなーと思います。

南極料理人
これを観て何を一番食べたいと思った?って観終えた人と話したくなる感じ。私は一番はおにぎり+とん汁で、その次はカニかなー。カニづくし、いいなぁ。ほのぼのした映画かなと思いきや、単身赴任で南極っていう簡単に行くことができないところへ行って仕事と生活をすることになった男の人たちの悲哀とかが盛り込まれているところがとても良かったです。お客さんも結構入っていて年配の夫婦が多かったんだけど、演劇を観に来ているかのような笑いの起き方で、劇場内の雰囲気もすごく和やかでした。特にきたろうが登場するシーンの劇場内の期待っぷりはすさまじかった。好きなシーンを考えてたけど、ラジオ体操、鬼のおめん、にいやんのラストシーン、トマト…ぼかし気味に書いてるけど沢山あって挙げきれません!